BTOパソコンのメリット・デメリット、その2デメリット
次にBTOパソコンのデメリットを挙げてみました。
◆初心者には少し難しい
BTOは用途に合わせて自由にカスタマイズできる点が
大きなメリットですが、これはパソコン初心者にとって、
逆にデメリットになることも。
それぞれのパーツの役割や性能について知識がなければ、
また、パソコンの用途、目的も明確にしておかなければ、
カスタマイズの意味がありません。
つまり、BTOはある程度パソコンの機能、パーツの役割
などの知識があって、初めてそのメリットが生きてくるのです。
ですから、どちらかというと中級者・上級者向けなんです。
パソコン操作に慣れた2台目以降に購入する際に検討すると
よいですね。
ただ、初心者でもパソコンに詳しい人に用途や希望を伝えて、
一緒に選んでもらうという手もあります。これなら自分好みの
パソコンが、お手頃価格でゲットできそうですね。
◆納品に時間がかかってしまう
BTOは受注生産方式のため、手元にパソコンが届くまでに
多少日数がかかります。
早くても3~5日、凝ったスペックを組んでいると、長ければ
2週間程度かかることがあります。
ある程度量産している半既製品であれば、注文した当日出荷、
翌日到着というものもあります。
当然と言えば当然ですが、店頭購入のようにすぐ手に入る、
ということはありません。
◆購入前に実物を確認できない
パソコンに限らず、ネットで購入する際につきものデメリット、
それは購入前に実物を確認できないことです。
BTOはそのほとんどがネット購入になります。サイズや色合い、
質感などは、ネット上の画面情報でしか確認できません。
特に購入後に気になるのが、ノートPCのキーボードの操作性。
キーにタッチした時の感触や使いやすさは、実際に触れてみない
と分かりません。
少しでも不安や疑問があれば、購入前にメールや電話で問い
合わせてみましょう。良心的なショップだと、親切に対応して
くれます。ここもショップ選択の重要なポイントです。